就労支援
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〇 個別相談
佐賀県難病相談支援センターでは、就労支援員が2名配置をされています。
就労支援員とは別に国家資格キャリアコンサルタントによる支援も行っています。
急に難病を発症された方が今まで継続してきた仕事を周囲に迷惑をかけないように、自己都合により退職され、その後体調を整えることもなく別の仕事に就いて、また体調を悪くされ仕事が続かない事例などが多くあります。そういう場合例えば今まで社会保険などに加入されていた方には傷病手当を申請して、ゆっくりと体調を整えて自分にもできる仕事を探していくということも考えられます。
難病と診断され、仕事をやめようかなと思われた場合にはぜひとも難病相談支援センターにご相談をいただくことができれば、制度について一緒に考えていくこともできます。
〇 キャリアコンサルタントとは(基本的な考え方)
キャリアコンサルティングとは、「在職者や求職者が、職業選択や職業能力開発を効果的に行えるよう相談に応じることにより、雇用の安定や再就職の支援を行うこと」
キャリアコンサルタントは労働者の基本的な人権を尊重し、労働者が能力を開発し発揮していけるように援助する任務を負っています。
キャリアコンサルティングの役割として1)直面する課題解決への対応2)ヒューマンスキルの習得の支援(人間関係力)3)自律的なキャリア形成への援助4)人事機能の分かとキャリア形成支援、5)「なりたい自分」になるための能力開発計画の作成と推進の支援、6)キャリア形成に要な情報の提供と学習への助言、7)教育・普及活動等を行います。
引用:キャリアコンサルタントその理論と実際より引用
〇 ハローワーク難病就職サポーターへの予約
難病患者就職サポーターは難病相談支援センターと連携し、無理なく働ける仕事内容や働き方を一緒に探したり、企業への病状の伝え方を一緒に考えたり、必要があれば面接に同行し、企業側へ疾患や必要な配慮について説明したりなどの支援を行います。
佐賀県難病相談支援センターには、毎週木曜日の午後1時より4時まで相談を行っています。就労のご相談などはご予約をいただきますようお願いします。
連絡先 佐賀県難病相談支援センター 0952-97-9632
難病患者就職サポーター相談予定表は こちら
〇 ハローワークでのご相談
指定難病の受給者証をお持ちの方及び障害者手帳をお持ちの方は、専門援助部門での登録ができます。
〇 難病のある人の治療と就労の両立を支えるための地域ネットワークについて
佐賀県障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所、 職業能力開発校などがあります。
〇 佐賀県難病患者就労支援登録事業所について
佐賀県では、難病患者の就労支援に対して協力できる企業の登録を行っています。
事業所では、
1) 難病患者に対する理解・普及啓発の取り組み
① 難病に関する各種チラシ等の設置やポスター掲示
② 難病に関する各種研修会や講演会への参加
③ 難病患者の就労支援に係るシンポジウムやセミナー等への参加
④ 職場内での難病に関する勉強会等の開催
⑤ 難病に関する事業所独自企画の展開
⑥ その他(難病に対する理解・普及啓発に関する取組等)
2) 難病患者の就労支援
① 職場見学・体験
② 通院・通勤の配慮
③ 勤務時間等の配慮
④ 相談担当者の配置
⑤ 専門機関との連携(ハローワーク、佐賀県難病相談支援センター、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、関係医療機関等)
⑥ 施設・機械改善等の配慮
⑦ 就労に関する各種制度や助成金等の利用
⑧ その他(難病患者が就労するうえで必要な取り組み)
上記のうちの取り組みについて協力できる企業を125社登録しています。
佐賀県難病患者就労支援登録事業所 (佐賀県健康福祉部健康福祉政策課へ)